Q アップの重要性〜新規顧客数〜

Ia ora na!

今日は、「Qアップの重要性」についてです。

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MG(マネジメントゲーム)をやると、PQ(売上)よりもMQ(限界利益)が大事だとわかります。
MQが大事ですが、多くの場合、それはMを上げること、m率を上げることと考えがちです。
しかし、実際の経営ではQアップを考えることが、とるべき方向です。

Mを上げようとすると、Pを上げることになります。
Pを上げていくことは大事ですが、そもそもP設定はどの市場を自社のターゲットにするか?を決めることであり、狙う市場により自社の価格帯(上限価格〜下限価格)が自ずと決まります。
P設定はターゲティングであり、無制限に価格を上げ続けていくことではありません。
よって、Pが決まれば、あとはQアップを考えることが重要です。

それでは、Qアップとは具体的にどういうことか?
ひとつは、既存顧客の購買頻度を上げること。
ひとつは、新規顧客を増やすこと。

そして、会社が成長発展し続けるためには、なにがなんでも新規顧客数を一定割合で取り続けていかなければなりません。
1件あたりのPが大きくてもダメです。
件数をとることが重要です。
顧客単価100万円のお客様が1件あっても、そのお客様がなくなった瞬間に大打撃を受けます。
お客様との取引が徐々に増えていくことはいいことですが、次の手を意識していないと、依存度が高まり、逆に危険になります。
売上が大きくなるより、件数を増やす方が経営基盤は安定します。

実際、自分のビジネスに置き換えた時、新規顧客数を一定割合取り続けているだろうか?
その意識はあるだろうか?
再点検してみてください。

「新規顧客数を一定割合取り続けているか?」

それではまた。
Mauruuru