目的・方針・目標の関係

Ia ora na!
昨日のブログで、「方針、目標設定の難しさ」の話をしました。
そもそも「方針って何?」「目標って何?」と思われた方もいると思います。
言葉の理解、大事ですね。
今回は、目的・方針・目標の関係について。

山登りに例えると分かりやすいです。
目的:なぜその山に登るのかという理由
方針:その山をどのルートから登るかという方向性
目標:いつまでにどこまで登るかという具体的な到達点

簡単にいうと、なぜ?(目的)、どのようにして?(方針)、いつまでにどの位?(目標)です。
この目的、方針、目標がないまま成り行きで、または1つでも欠けたり、整合性がなかったりした状態で山に登ってしまうと、頂上まで到達できません。
事前の準備、計画段階でこの3つを決めておくことが登頂には必要です。

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経営でも同じです。例えば、以下のような感じです。
目的:MQ(限界利益)アップ
方針:新規開拓
目標:新規2社でMQ**百万円

目的:生産性の向上
方針:ボトルネック工程の稼働率アップと作業ミスの低減
目標:ボトルネック工程の稼働率10%アップ
   作業ミスの半減

「そんなの当たり前」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、案外、この3つの区別がついていない会社、この3つの整合性が取れていない会社は多いです。
特に、方針があいまいな場合があります。
目的・方針・目標を明確に区別する。そして、それぞれのつながり、整合性を考えて設定する。そうすることで、難しかった目的・方針・目標設定が立てやすくなると思います。
ぜひ一度、考えてみてください。

「目的・方針・目標を明確に区分しているか?整合性はとれているか?」

それではまた。
Mauruuru