Qアップの重要性〜良い顧客であってのQアップ〜

Ia ora na!
今日は、昨日の続きで「Qアップの重要性」についてです。

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Qアップ、それも新規顧客を増やすことが経営のとるべき方向であるとお伝えしました。
そうすると、たくさんの得意先と取引することが正しいと思って、得意先数を増やすことを目指す経営者がいらっしゃいますが、これは大きな勘違いです。

優れた業績をあげている会社は、必ずといっていい程、優れた得意先を持っています。当たり前のことですが、とても重要なことです。悪い得意先からは、優れた成果などあげられるわけがないのです。
それにもかかわらず、この当たり前の原則が、なかなか守られていないのが現実です。
やたらと得意先数が多い会社がありますが、そういった会社に限って業績が思わしくありません。営業マンに顧客開拓数の目標を与えるだけで、取引の中身を全く見ていない経営者が陥る過ちです。
悪い得意先の数をいくら増やしていったところで意味がありません。
優れた得意先の数を増やしていくことこそがQアップの本当の意味なのです。

やはりMQ、M×Qなのです。
Mを決めてからのQアップです。ターゲットを決めて、Pを設定して、その対象先をリストアップして新規顧客を増やしていく。新規であればどこでもよいというものではありません。
これが経営のとるべき方向、経営者がやるべき仕事です。

「わが社は、良いお客様と付き合えているか?」

それではまた。
Mauruuru